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  • みんなたいぽ/文・マヒトゥ・ザ・ピーポー 絵・荒井良二/ミシマ社

    ¥2,200

    SOLD OUT

    みんなたいぽ/文・マヒトゥ・ザ・ピーポー 絵・荒井良二/ミシマ社 「思考の風」がもたらすのは 知識ではありません 善悪を区別する能力であり 美醜を見分ける力です ということをハンナ・アーレントが語っている。 GEZANのマヒトくんの言葉は、正しさとは何かを考え続けている人の言葉に思えるし、 NUUAMMのマヒトくんの歌声は、美しいものを愛する人の歌声に思える。 (ひとりのファンの偏った見方です。) …そんなマヒトの絵本です。 ニンゲンと、この惑星のことを描いた作品…なのかな。と。 以下、出版社さまHPより↓↓ GEZANのフロントマン、マヒトゥ・ザ・ピーポーと 国内外で注目を集め続ける絵本作家、荒井良二による、初のコラボレーション絵本。 パンをぬすんだ。ひとをぶんなぐった。ひどいことばで傷つけた。 「ろうやで はんせいしなさい」 そう言い放つおまわりさんに、みんなが語ったのは? みんなをたいほした先に、待っていたのは…? 貧困、差別、孤独… 現代のさまざまな境界を揺るがし受け止める、 新たな傑作絵本がここに。 判型 A4判上製 
頁数 32 ページ 発刊 2023年02月22日 
装丁 名久井直子 文: マヒトゥ・ザ・ピーポー(マヒトゥ・ザ・ピーポー) 2009年バンドGEZANを大阪にて結成。作詞作曲をおこないボーカルとして音楽活動開始。うたを軸にしたソロでの活動の他に、青葉市子とのユニットNUUAMMとして複数枚アルバムを制作。近年では寺尾紗穂のアルバムに参加するなど、コラボレーションも多岐にわたり、映画の劇伴やCM音楽も手がける。国内外のアーティストを自身のレーベル十三月でリリース、ものの価値を再考する野外フェス、全感覚祭を主催。著書に『銀河で一番静かな革命』(幻冬舎)、『ひかりぼっち』(イースト・プレス)がある。初めて監督・脚本を務めた映画「i ai」が2023年に公開。 絵: 荒井良二(アライリョウジ) 1956年山形県生まれ。『たいようオルガン』でJBBY賞を、『あさになったので まどをあけますよ』で産経児童出版文化賞・大賞を、『きょうはそらにまるいつき』で日本絵本賞大賞を、『こどもたちは まっている』で日本絵本賞を受賞するほか、2005年には日本人として初めてアストリッド・リンドグレーン記念文学賞を受賞するなど国内外で高い評価を得る。また、NHK連続テレビ小説「純と愛」のオープニングイラストを担当、2018年まで「みちのおくの芸術祭山形ビエンナーレ」芸術監督を務めるなど、その活動の幅を広げている。

  • 虫の時間 往復書簡 こだまといりえ/こだま いりえ

    ¥2,090

    SOLD OUT

    往復書簡を行うということは、 ただの手紙のやり取りではない。 話の流れで、それぞれの困り事や汚点と思っていることをそっと開示してしまう。 そして、「書く」という行為を通じて、浮かび上がったり育ったりするものがある。 紙面には載らない各々の日常も、そのやりとりの余韻で、少しだけ豊かになるかもしれない。 往復書簡は、 自己開示をしつつ、相手のことを慮る行為でもあると思った。 こだまさんといりえさんの往復書簡は、ずっと低体温のまま進んでいくのに、なぜか温かい。 その温度の揺らぎが、心地よい。 おすすめです。 以下、出版社様のご紹介文より↓↓ * 作家と元書店主が打ち明ける、他人には言えない困り事──。
エッセイスト・作家の「こだま」さんと、神保町にて間借りで本屋を営んでいた「いりえ」さんによる一年半の往復書簡。一度しか会ったことのない二人は、いつの間にか友人にも話さないような悩みを明かす。
虫の話から始まり、お風呂に入れない、洗濯物をしまえない、メールが溜まる、優先順位がつけられない、先延ばし癖や脳内多動……。 「自分だけ変かもしれない」と迷いながら自分自身に近づいていく、22通の手紙。 目次 Ⅰ (い)シバンムシが流れ星のように落ちてくる部屋 (こ)こっちの道を選んでよかった (い)セミブローチ.jpg (こ)東京に行けない (い)섭섭해서 또 싸우고(ソプソッペソ ト サウゴ) (こ)さて、虫の時間です (い)きっと言わないほうがいいこと (こ)雪積もっていますか? (い)家の中なのに肌をさらして歩けません Ⅱ (こ)浴室に行くことができません (い)三脈護身法──死ぬかもしれない (こ)「『鼻くそ』の疑問に耳鼻科医がお答えします」 (い)数年前の自分だったらやっていなかった (こ)さて、新居です (い)奇襲は未遂に終わりました (こ)「このメールは怖くありません」 (い)穴あきパンツ.jpg (こ)家の中から怖い場所を減らしたい Ⅲ (い)手探りで自分自身に近づいていく (こ)さすがにもう開けないとまずい (い)二度と剥がれないシールじゃないんだし (こ)完全に春じゃん ページ数 192 判型 四六判変形 装丁 山内宏一郎 著者プロフィール こだま(著) 2017年に私小説『夫のちんぽが入らない』が予想外に流行り、世間から結構怒られる。『ここは、おしまいの地』で講談社エッセイ賞受賞。エッセイ集に『いまだ、おしまいの地』『縁もゆかりもあったのだ』『ずっと、おしまいの地』。2026年1月、初の創作小説『けんちゃん』刊行。 いりえ(著) 北海道で生まれ育ち大学進学を機に上京。卒業後は都内で就職、以降ずっと関東住み。2024年、タイミングと勢いだけを頼りに、方向性ブレブレだった会社を辞めて5ヶ月間限定で間借りの古本屋を営むことに。

  • 空を掴めー空象へ/谷口昌良/赤々舎

    ¥3,850

    SOLD OUT

    空を掴めー空象へ/谷口昌良/赤々舎 所詮、写真は「空」である。 住職であり、写真家である谷口昌良さんが、眼鏡を外し、本来懐疑しかないというデジタルカメラで撮影した写真群。 そして、思想の言葉の数々。 空がある。それはあるのか、ないのか。無とはなにか、虚とはなにか。 写真とは、実像を映すものだが、実像は、本当に目に見えているものか。 「私たちは、とかく根拠を求め、向かう先を見ようとします。」 「自他が共有し合う境界に美が存在するのであり、個という独立したものは無いと思います。」 「自己という個体がどれほど確信めいたものかもしれず、私達は浮遊し続けるのだ。」(以上、本文より) * 以下、出版社様HPより↓↓ 仏教と写真の両輪を宿命とする谷口昌良。本書は、禅僧白隠ゆかりの松の森を舞台をとしながらも、その世界への眼差しは焦点から解放され、”無常”への眼差しへと敷衍しています。 「諸行は無常であるからその実体もなく確定するものは無い」── 大乗仏教の流れにとって重要な概念 「空 くう」 を思念する仏僧であると同時に、写真家である谷口は、実体なき世界と見ることについて長年にわたり思索を重ねてきました。 2つの間を絶え間なく揺らぎながら、表象をめぐっても重ねられてきたその思索は、自身が老眼になった現在、眼鏡を外すと焦点があわなくなり像が結ばれることから解放されていったことを契機に「実体は無常であり、写真は無常像だ」という開眼を谷口にもたらします。その思念から、作家は眼鏡を外し松の森に佇み、カメラの数字も見えずフォーカスも分からない状態で撮影する写真行為 =「空 くう」 を掴むことへと向かっていったのです。 馴染んだ滑らかなフィルムで陶酔するように松の森を撮影したのち、谷口にはふと松の表皮が自然の中のピクセルに見えたといい、今度はカメラが自動的に焦点を合わせるデジタルカメラに身を任せもします。かねてから「嘘をついて勝手な表象に変化させる」という懐疑を持っていたデジタル写真の撮影を通して、谷口は、ついに写真が「空 くう」 であるという確信に至り、最後には写真を燃やし供養にいたります。 白隠禅師が描いた多くの書画も「空くう 」への所為としてのものだったのかもしれない──、撮影を通してそう体感するようでもあったという一連の写真行為による作品を収録する本書は、仏教と写真の根幹から、自我と表現、表象への問いを私たちに投げかけると共に、実在と切り結ぶ「 空像 くうぞう」としての写真のありようをそこに立ち上がらせます。 【作者プロフィール】 谷口昌良(たにぐち・あきよし) 長応院住職、空蓮房房主及び写真家。1960年東京生まれ。寺に生まれ育ち、祖父の本堂での暗室作業の手伝いから写真を学ぶ。高校卒業後10年間在米、NYにて美術、写真をレオルビンファインに学び、LAにて北米開教使として従事。帰国後住職拝命、空蓮房ギャラリー建立。著作に『写真少年』3部作、『空を掴め I 』(石田瑞穂共著/空蓮房・YKG Publishing刊)『空蓮房 ─ 仏教と写真 ─』(畠山直哉 共著/赤々舎刊)などがある。個展、グループ展多数。作品はSFMOMA, Denver Art Museumにコレクションされている。

  • 水を招く/中山博喜/赤々舎

    ¥2,970

    SOLD OUT

    水を招く/中山博喜/赤々舎 ペシャワール会の現地ワーカーとして五年間共に活動した著者が、一人ひとりの懸命な日常を写し留めた写真とエッセイ 水がなければ生きられない。 だから水を招く。 中村哲医師の決意に賛同し、水路建設活動に従事してきたスタッフと現地の人々の写真集。 と言うと、思想や主張の強い本のように思われそうだけれども、実際には違う。 むしろどこかのんびりした空気が流れる。(だから好き) ハンセン病などの皮膚疾患を抱えている人向けにサンダルを作っているグラム・ハイダー爺さん 待望の第一子が生まれて、ニヤニヤしながら家族写真を撮って欲しいと言ってきたイクラムさん 運転が荒くドライバーをクビになり病院の洗濯係になったけど、自分の運転について未練がましく言い訳をしているナディームさん 寄り目でお茶らけたイスラフ・グフさんに対して、どうしていいかわからなくて慌てて口を尖らせてみたバハドゥルさんの仲良し二人組 など、それぞれのストーリーに、中山さんが光を当てているのだ。 以下、出版社様HPより↓↓ 「水を招く」は、作家自らが再発見した貴重な写真群と言えます。2001年から5年間に渡り、ペシャワール会の現地ワーカーとしてパキスタンとアフガニスタンで活動していた中山さんは、中村哲医師とその仲間たちの姿を折々にカメラで写していました。井戸を堀り水路を通す現場や、家族や信仰と共にある日々の表情。個人的な記録・記憶としてしまわれていたそれらの写真は、やがてその意味を変え、私たちに届けられたのです。 国籍や性別、年齢も職種も関係なく、当時一緒に仕事をしていたという仲間たち─。ここには、劇的な出来事や物語はありませんが、土地に根差して生きるひとりひとりの存在と営みが静かに写しとられ、それに真っ直ぐに向き合う写真家の眼差しが息づいています。「水を招く」という行為や祈りは、私たちそれぞれの足元にも通うものであろうと深く響いてくるシリーズです。 —————————- “本書に収録されている写真は、私がNGO団体・ペシャワール会の現地ワーカーとして、パキスタンとアフガニスタンで活動していた時期に撮影したものです。2006年に帰国したので、かれこれ15年以上も前の話になります。
ペシャワール会は、現地で医療活動を行っていた中村哲医師を応援することを目的として結成された団体ですが、未曾有の大旱魃(だいかんばつ)に直面したことにより、医療活動に加えて、井戸掘り、水路事業、農業と、現地での活動内容は大きく変化しました。

現地で働いていた5年間、私は仕事の合間を縫って写真を撮っていました。そこには、国籍や性別、年 齢も職種も関係なく、当時一緒に仕事をしていた同僚たちが写っています。時にはやんちゃで、それこそ大いに悩ましい問題を巻き起こす連中もいましたが、みんな中村先生と志を共にし、逞しくもユーモラスに活動してきた人たちです。

彼らの奮闘は今もなお続いていて、彼らの家族や現地に生きる多くの人々の暮らしを支えています。それぞれが果たす役割は異なれども、一人ひとりが常に自分の人生を懸命に生きている彼らの姿に、中村先生の言っていた「一隅を照らす」という言葉を思い出すのです。”  ──── 中山博喜 “いよいよ通水試験が開始された。最初の通水試験の時もそうだったのだが、出来上がった用水路に水が流れ込む喜びと、漏水などの問題もなく無事に水が流れるのかといった緊張が、心の中を激しく行き来する瞬間である。堰板が外され、塞き止められていた水が少しずつ用水路に広がり始める。この用水路に携わった人々が固唾を飲んで見守る中、しっかりと踏み固められた乾いた地面の上を、水がじわりじわりと這っていく。”(本文より) 【作者プロフィール】 中山博喜(なかやま・ひろき) 福岡生まれ。大学卒業後五年間にわたり、NGO団体様・ペシャワール会の現地ワーカーとして活動に参加。活動の傍ら、パキスタン、アフガニスタンの日常を撮影する。帰国後は撮りためた写真を個展などで発表するとともに、色彩をテーマとしたカラー作品の制作を行っている。京都芸術大学准教授。

  • くらやみに、馬といる/河田桟/カディブックス

    ¥1,650

    SOLD OUT

    くらやみに、馬といる/河田桟/カディブックス 世界には光と影がある。 この本は、この世界の影の方、くらやみの方に、「いる」はなしだ。 あかるい場所になじめなかったり、異種の生き物に親しみをおぼえる方にもぜひ。 やさしくて、静かなくらやみがあります。 * 河田桟さんの『はしっこに、馬といる』は、柔らかな光の中での静かなくらしについての文章であった。 この『くらやみに、馬といる』は、影に溶け込むような文章だ。 くらやみのなか境界が不明瞭になり、夜の馬の世界にただ「いる」ということを経験する。 そして、ヒトの社会で心と体がチグハグになったり、でこぼこすることがある私たちの生き方について思いを馳せる。 やさしいくらやみはどこまでも広がっている。境界線はない。正しさも過ちもない。 (本文より) * (以下、出版社さまHPより↓↓) 「あとがき」より 与那国島でカディと暮らしはじめて十年が経とうとしています。
日々の暮らしのなかで私がひときわ大切にしている日課が、夜明け前のくらやみの時間をカディと過ごすことです。
馬といるくらやみに身を置いているうち、一滴一滴したたり落ちてきた言葉の断片を集めたのがこの本です。 前作までの『ウマと話そう』シリーズは、馬と人のコミュニケーションにフォーカスした本でした。
実用の書というにはずいぶん受動的でぼんやりしていたと思いますが、やはりひとつの目的に光を当てていたので、そこからこぼれるものがあるように感じていました。 ですから本書は『はしっこに、馬といる』の続編ではなく、そのうしろ側みたいな位置にあると言えばいいでしょうか。
前作までを「昼の世界」とするなら、これは文字通り「夜の世界」の話です。 このような内向きで個人的な文章をいったいどなたが読んでくださるのかいぶかしく思いつつ、それでもこの道を通らないわけにはいかないんだよなあ、という奇妙な感覚に包まれながらこのちいさな本を作りました…… 河田桟 【書誌情報】 文と写真:河田桟 編集とデザイン:賀内麻由子  A6変型判 120ページ ISBN 978-4-906900-02-2 本体1500円+税(1650円) 【作者プロフィール】 河田桟(かわた・さん) 馬飼い・文筆業。2009年、馬と暮らすために与那国島に移住。2024年、馬と猫とともに久米島へ居を移した。著書に『馬語手帖』(カディブックス、2012年)、『はしっこに、馬といる』(同、2015年)、『くらやみに、馬といる』(同、2019年)、『ウマと話すための7つのひみつ』(2022年、偕成社)がある。

  • はしっこに、馬といる ウマと話そうⅡ/河田桟/カディブックス

    ¥1,980

    SOLD OUT

    はしっこに、馬といる ウマと話そうⅡ 河田桟/カディブックス 「はしっこ」って、「波打ち際」のようなものかもしれません。 いまある世界と、まだ見ぬ世界をつなぐ“際(きわ)”。 つねに生成されつつある瞬間のような場所。 そういう意味では、きっとだれもが「はしっこ」にいるのだと思います。(あとがきより) 私自身、ずっと世界のまんなかにはいられず、はしっこで暮らしている感覚を抱えて生きてきた。 だからこの本に出会ったとき、「これは私の本だ!」と思った。 そして、どこか卑屈に捉えていた“はしっこ暮らし”が、すっと軽くなるような世界が広がり、救われた。 この本は、与那国島(現在は久米島)でウマのカディ(与那国語で「風」)と暮らす河田桟さんが綴る、木漏れ日と薫風のようなことばの書。 人間主体に馬を思いどおりに動かすのではなく、「はしっこに、馬といる」あり方を静かに語る。 そばにいること。 距離のとりかた。 「すきま」があること。 ちがう風景を見ていること。 章タイトルだけでも、すでに詩のようです。 (以下、出版社さまHPより↓↓) * 『はしっこに、馬といる―ウマと話そうⅡ』は、『馬語手帖』の続編。 与那国島の自然の中でウマと暮らすうちに見えてきた、これまでとは異なるコミュニケーションの形を、個人的な視点から綴った一冊です。 身体的に力がなかったり、ウマに強く接することが苦手だったり── そんな「弱さ」を抱えた人が、どうやってウマと関わっていけるのか。 ヒトが答えを決めてウマを従わせるのではなく、ウマの話に耳を澄ませ、一緒に考え、一緒に答えを探していく静かなコミュニケーション。 強くならなくても、ウマとつきあうことはできる。 そこには、とても豊かな世界が広がっている。 そのことを誰かに伝えたくて、この本は生まれたのかもしれません。 * 【書誌情報】 文と絵:河田桟 編集とデザイン:賀内麻由子 組版:松本孝一 A6横判/270ページ ISBN 978-4-906900-04-6 本体1800円+税(1980円) 【作者プロフィール】 河田桟(かわた・さん) 馬飼い・文筆業。2009年、馬と暮らすために与那国島に移住。2024年、馬と猫とともに久米島へ居を移した。著書に『馬語手帖』(カディブックス、2012年)、『はしっこに、馬といる』(同、2015年)、『くらやみに、馬といる』(同、2019年)、『ウマと話すための7つのひみつ』(2022年、偕成社)がある。

  • 馬語手帖 ― ウマと話そう/河田桟/カディブックス

    ¥1,320

    SOLD OUT

    馬語手帖 ― ウマと話そう/河田桟/カディブックス 風のまにまに、ウマとの暮らしに少し触れてみませんか。 与那国島(現在は久米島)でウマと暮らしながら、その気持ちを丁寧に読み取ってきた河田桟さんによる、ウマの「ことば」を理解するための手帖。 ウマと暮らす人は多くないでしょう。だからこの本は、いわゆる実用書ではない。 けれど、河田さんとウマとの関わり方を見つめていると、人と生き物、人と人、そして“生き物すべて”の未来を考えるための静かな入口が開けてくる。 (生き物好きのひとりとして、私はそう感じた。) あとがきに書かれているように、生き物と向き合うときにいちばん大切なのは、その存在への「敬意」。 この本には、その敬意が風のようにやわらかく流れている。 出版社名「カディブックス」の「カディ」は、与那国島の言葉で「風」。 目立たないものの中にそっと吹く、未来の風。 河田さんと暮らすウマの名前も「カディ」です。 (以下、出版社さまHPより(抜粋)↓↓) * ウマの言葉は、声だけではありません。 鼻を鳴らす、耳を動かす、体の向きを変える──そのすべてが「馬語」。 人間が馬語を理解しはじめると、ウマは「お?」とこちらに注意を向け、これまでとは違う態度を見せてくれるようになります。 この本は、そんな馬語の世界への入口。 人間である著者が「こういうことかもしれない」と書き留めた覚え書きのような一冊です。 【書誌情報】 文と絵:河田桟 編集と装丁:賀内麻由子 本文設計:大木美和+賀内麻由子 A6判/126ページ ISBN 978-4-906900-03-9 本体1200円+税(1320円) 【作者プロフィール】 河田桟(かわた・さん) 馬飼い・文筆業。2009年、馬と暮らすために与那国島に移住。2024年、馬と猫とともに久米島へ居を移した。著書に『馬語手帖』(カディブックス、2012年)、『はしっこに、馬といる』(同、2015年)、『くらやみに、馬といる』(同、2019年)、『ウマと話すための7つのひみつ』(2022年、偕成社)がある。

  • 浅田家/浅田政志/赤々舎

    ¥2,860

    SOLD OUT

    浅田家/浅田政志/赤々舎 よかったら、"oitomaで買った"ということも含めて、 あなたの大事な作品になってもらえたら。 2008年に発売された大ベストセラー。木村伊兵衛写真賞を受賞。 2020年には、『湯を沸かすほどの熱い愛』(名作!)の中野量太監督により映画化もされた。 正直、どの通販サイトでも買えるし、どの本屋にも置いてある。 それでもoitomaで取り扱うことにしました。 理由はシンプルで、好きだから。 そして、冒頭に書いた言葉に続きます。 家族写真なんだけど、アルバムではない。 フィクションであり、ノンフィクションである。 写真に映らないはずの家族の声や気分が滲み出ている、いや、溢れ出ている作品です。 「撮る」というより、「つくる」写真集です。その"つくる"過程が、伝わってくるのです。 ちなみに私の一番好きな写真は、家族で極道に扮した写真です! (以下、出版社さまHPより↓↓) 父、母、兄、そして弟(写真家本人)の4人家族が、  ラーメン屋や消防士や極道一家など、さまざまなシチュエーションになりきって作り上げた記念写真の数々。  そして、撮影の前後の思い出のシーンを再現した”あるある”な家族写真。  すべてが浅田家の地元の三重県でいろいろな方の協力を得ながら撮影され、  7年もの月日がかけられた「浅田家」特製記念写真は、  「演出」の見事さとともに、家族の関わりの強さや記念写真がもたらす力にあらためて驚かされる。  「浅田家」の写真、それは撮影日が記念日となる記念写真だ。  家族全員の休みを合わせ、場所を借り服を決め、シーンをみなで考え、タイマーのスイッチを押す。  待っていてもなかなか来ない記念日を、写真を通じて作り上げていく。  そのとき写真は家族が集まるきっかけであり、記録でもある。  それは写真が本来もつ力を新たに追求した「記念写真」といえるだろう。  【作者プロフィール】 浅田政志 (あさだ まさし)  1979年三重県生まれ 2000年日本写真映像専門学校 研究科卒業 2004年スタジオフォボス入社 2007年写真家として独立 2009年写真集『浅田家』(2008年赤々舎刊)で第34回木村伊兵衛写真賞を受賞 2010年初の大型個展、『Tsu Family Land 浅田政志写真展』を三重県立美術館で開催 2011年『記念日をつくる記念写真 浅田政志写真展』を富山県ミュゼふくおかカメラ館で開催 2013年『六本木ヒルズ・森美術館10周年記念展 LOVE展:アートにみる愛のかたち』に出展 2013-2014年三重県文化審議会審議委員をつとめる 2016年香港国際写真フェスティバルに出展 国内外で個展、グループ展を精力的に開催。主な著書に『NEW LIFE』(赤々舎刊)、『家族新聞』(幻冬舎刊)、『八戸レビュウ』(美術出版社刊)、 『南予写真 NANYO』(日本文芸社)、『家族写真は「」である』(亜紀書房)、『卒業写真の宿題』(赤々舎)、『アルバムのチカラ』(赤々舎)などがある。  

  • 違和感のゆくえ/認定NPO法人クリエイティブサポーツレッツ著・垣花つや子、椋本湧也編/出版社いい風

    ¥1,320

    SOLD OUT

    違和感のゆくえ/認定NPO法人クリエイティブサポーツレッツ著・垣花つや子、椋本湧也編/出版社いい風 ざらり、という音が聞こえる。 昨今の世界情勢に、ざらりとし、 日々の営みの中で、ざらりとすることもある。 私自身は、自分の不甲斐なさ、ままならなさなどに、ざらりとすることが一番多い。 (朝、うまく起きれなかった瞬間から、一日のざらりは始まる。) この本では、障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く18名が、それぞれの「ざらり」、違和感を綴っている。 利用者さんに関する違和感、 仕事に関する違和感、 支援者-利用者の構造に関する違和感、 世間への違和感、 私であることに関する違和感 違和感への向き合い方も、さまざまだ。 また、それを綴る原稿への向き合い方、距離感も、やはりさまざまだ。 「さまざまだ」で片付けることに、私自身、ざらりとしている。 だから、なんとかうまい言葉でご紹介したいけれど、それができない。 そのことに、また、ざらりとする。 なんなら、「なんとかうまい言葉でご紹介したい」にもざらりとしている。 ざらりが続く。 この本は、違和感を解消して安心するためのチルい本ではもちろん無いし、 気づきを与える類の教材でも、無い。 何が正解で何が不正解かの二項対立を示すようなものでもない。 ただ、寄稿者の言葉に「ふむ」と思い、「なるほど」と思い、「そうか」と思う。 「わかる」と思うこともあれば、「わからん」と思うこともある。 …そういう本です。(ざら…) ※以下、出版社さまHPより。↓↓ 『違和感のゆくえ』 〈あなたが働くなかで覚えた違和感を教えてください——〉 違和感をなかったことにせず、立ちどまって目を凝らしたら、一体何が見えてくるだろう?障害のある人を核とした文化創造発信拠点「たけし文化センター」で働く18名が綴る、違和感のゆくえ。 〈目次〉 ・わたしの違和感珍道中(高木蕗子) 
・楽に生きてたまるか(塚本千花) 
・未解答に拠って立つ(尾張美途) 
・富塚の包丁(ササキユーイチ) 
・即興演奏のような場から(夏目はるな) 
・YOUR FRIENDLY NEIGHBORHOOD…(渡邊亮介) 
・粗忽長屋はどこにある(水越雅人)
 ・彼らのルーティンと「俺がやりたいんだ」の狭間で(櫻井喜維智) 
・朗らかに逃げろ!(石山律) 
・違和感を越えたところに何が見えてくるのだろうか(久保田翠) 
・生き抜け!!(佐藤啓太)
 ・レッツっぽさ?(杉田可縫)
 ・「ずるい」って何だろう? 
・違うけどこれはこれで、という話(竹内聡)
 ・揺れる場所(見山陸生) 
・線の冒険(曽布川祐)
 ・違和感から始める(松宮俊文) 
・実存に殺されないための迂回路(久保田瑛) 全18編。 【編者のコメント】 浜松のたけし文化センター連尺町に四日間滞在し、寄稿者一人ひとりと対話を行ったのち、自由に文章を綴ってもらいました。18名のきわめて個人的な違和感にふれた時、あなたの内にはどのような感覚や思いが生じるでしょうか。普段は取るに足らないと見過ごしてしまう小さな声に、耳を澄ませながらページをめくっていただけたら幸いです。(椋本) 覚えてしまった違和感を、忘れることはできますか? ずっと覚えているそれは、一人で抱え続けなければいけないものなのでしょうか。わたしの違和感を社会構造の問題や既存の環境に投げ返し、それぞれの違和感に蓋をせず共にいること。『違和感のゆくえ』の萌芽がこの本には詰まっています。一緒に育んでもらえるとうれしいです。(垣花) 〈書誌情報〉 『違和感のゆくえ』
 著 認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ(18名) 
編集 垣花つや子・椋本湧也 
カバーデザイン 島村友梨
 発行 いい風
 サイズ 四六判変形(W108*H188) 
ページ 192ページ
 ISBN 978-4-9914173-2-0
 価格 1200円(+税) 
発売 2025年11月末 〈プロフィール〉 ◎認定NPO法人クリエイティブサポートレッツ 障害や国籍、性差、年齢などあらゆる「ちがい」を乗り越えて、様々な人が共に生きる社会の実現を、アートを通して目指すNPO法人。
2000年設立。2008年「たけし文化センター」プロジェクトをスタートし、2010年には障害福祉事業を開始。2025年11月現在、文化事業を行いながら2つの生活介護、相談支援、地域活動支援センター、重度訪問介護・行動援護を行う5つの事業所を運営している。
2017年「『表現未満、』実験室」その他が評価され、法人代表の久保田翠が芸術選奨文部科学大臣新人賞を受賞。 ◎垣花つや子(かきのはな・つやこ) 編集者・ライター
学生時代演劇を専攻。大学院に進学し「認知症介護と演劇的な手法」をテーマに研究を模索、挫折。その後、いくつかの企業でウェブ領域の編集業務を経験、フリーランスに。アートプロジェクトの記録や高齢介護領域の情報発信サポートなどを務める。2021年4月より福祉をたずねるウェブマガジン「こここ」編集部のメンバーとして企画・編集を担う。名前は大切な人からいただいたペンネーム。 ◎椋本湧也(むくもと・ゆうや) 編集者・出版社いい風代表

  • 鬱の本/点滅社

    ¥1,980

    SOLD OUT

    鬱の本/点滅社 oitomaで最初にお取り扱いする出版社の書籍は点滅社さんにしようと決めていました。 中でも、『鬱の本』は、いっときベッドの側に置いていたくらい、大事な本です。 見開きで一章構成なので、活字を追うのすらだるいような時でも読めるんです。 以下、出版社さまのHPより↓ 内容紹介
 本が読めないときに。

鬱のときに読んだ本。憂鬱になると思い出す本。まるで鬱のような本。
84人の「鬱」と「本」をめぐるエッセイ集。本が読めないときに。 

(夏葉社さまの『冬の本』にインスパイアされ製作した作品です)

 この本は、「毎日を憂鬱に生きている人に寄り添いたい」という気持ちからつくりました。どこからめくってもよくて、一編が1000文字程度、さらにテーマが「鬱」ならば、読んでいる数分の間だけでも、ほんのちょっと心が落ち着く本になるのではいかと思いました。
 病気のうつに限らず、日常にある憂鬱、思春期の頃の鬱屈など、様々な「鬱」のかたちを84名の方に取り上げてもらっています。 
「鬱」と「本」をくっつけたのは、本の力を信じているからです。 1冊の本として『鬱の本』を楽しんでいただくとともに、無数にある「鬱の本」を知るきっかけになれば、生きることが少し楽になるかもしれないという思いがあります。
 この本が、あなたにとっての小さなお守りになれば、こんなにうれしいことはありません。 あなたの生活がうまくいきますように。 目次 「鬱」ベースの社会に (青木真兵)
 怪談という窓 (青木海青子)
 犬に限らず (安達茉莉子) 
にぐるまひいて (荒木健太)
 世界の色 (飯島誠)
 形を持った灯りを撫でる (池田彩乃)
 棚からぼたもち落ちてこい (石井あらた)
 ブランコ (市村柚芽) 
憂鬱と幸福 (海猫沢めろん)
 世界の最悪さを確認する喜び (大谷崇) 
人と共感できず、なにしろもがいていた頃の話 (大塚久生)
 椎名誠『僕は眠れない』 (大槻ケンヂ) 
高校時代 (大橋裕之) 
ウツのときでも読める本 (大原扁理)
 低迷期の友 (荻原魚雷)
 多摩川で石を拾おうとした (落合加依子)
 ポジティブ。 (柿木将平) 
布団からの便り (梶本時代) 
『金髪の草原』の「記憶年表」 (頭木弘樹)
 やらない勇気 (勝山実)
 天窓から光 (上篠翔)
 生れてくるという鬱 (切通理作) 
「できない」自分との向き合い方 (こだま)
 深い深い水たまり (小見山転子) 
我輩はゴムである (ゴム製のユウヤ)
 鬱の本 (佐々木健太郎)
 弱々しい朝 (笹田峻彰)
 不良作家とAI (佐藤友哉) 
ある日、中途半端に終わる (左藤玲朗)
 本は指差し確認 (篠田里香)
 ゆううつと私 (柴野琳々子) 
中学生日記 (島田潤一郎)
 俺は鬱病じゃない (下川リヲ)
 あの娘は雨女 (菅原海春)
 旅 (杉作J太郎)
 十九歳と四十七歳の地図 (鈴木太一)
 悪意の手記を携えて (第二灯台守)
 願い (髙橋麻也)
 君も蝶 (髙橋涼馬) 
静止した時間の中で (高村友也) 
Life Goes On (瀧波ユカリ) 
鬱時の私の読書 (滝本竜彦)
 ちいさな救い (タダジュン)
 いのちの気配 (谷川俊太郎)
 喘息と明るい窓 (丹治史彦)
 毎日があるまでは (輝輔)
 とかげ (展翅零) 
沈黙のオジオン (トナカイ) 
大学をやめたい (鳥羽和久)
 西村賢太という比類なき衝撃 (友川カズキ)
 空の大きさと愛の切符 (友部正人) 
たたかれて たたかれて 鍛えられる本と人 (豊田道倫)
 神経の尖った人の見る世界 (鳥さんの瞼) 
かけ算とわり算 (永井祐)
 明日できることは明日やる (中山亜弓) 
2023年4月 (七野ワビせん)
 曖昧なものの博物館 (西崎憲)
 戦友 (野口理恵)
 きこえる声で話してくれた (初谷むい) 
言葉の声が案内してくれる (東直子)
 ゲーテをインストールする。 (Pippo) 
脱法ドラッグ米粉 (姫乃たま)
 何度もめくる、自分はここにいる (緋山重)
 深夜のツタヤ (平野拓也)
 このバカ助が (pha) 
NHKにさよなら! (ふぉにまる)
 鬱、憂鬱、10代、と言われ放出したレテパシー (古宮大志)
 鬱は小説の始まり (増田みず子)
 ため息を深く深く深く深く……ついてそのまま永眠したい (枡野浩一)
 人間の鬱 (町田康)
 憂鬱な銀河 (マツ)
 それがかえって (松下育男)
 夕に光 (miku maeda)
 あなたが起きるまで (みささぎ)
 ダメになって救われる――町田康のこと (水落利亜)
 うつのサーフィン (水野しず)
 本が読めた日 (無)
 蜘蛛と解放区 (森千咲)
 俯きながら生きている (森野花菜)
 喋らないヒロイン (山崎ナオコーラ)
 悲観論者のライフハック (山﨑裕史)
 たぶん、不真面目なんだと思う (山下賢二)
 ぼくの精神薬 (屋良朝哉)
 なにかに抱かれて眠る日がある (湯島はじめ)

  • 歌集 宇宙時刻/小関茂

    ¥2,200

    SOLD OUT

    歌集 宇宙時刻/小関茂 点滅社さんの書籍は全て持っています。すべての本が装丁も、紙も、解説もこだわっています。オルタナティブでやさしい書籍を出版されています。 こちらの作品は、口語自由律短歌を作っていた小関茂さんという方の歌集です。 なんともいえず、味わい深いです。 そして、装丁が超かわいい。私の好みで、面出しで飾りたくなる本です。 以下出版社様HPより↓ 内容紹介
 昭和期に活動していた謎多き口語自由律の歌人、小関茂。 
彼が生前に遺した不思議な魅力を放つふたつの歌集をひとつにまとめて復刻。 【収録歌より】 一人の俺は野垂れ死んで夜通し唄っていたばかの方は生きてるらしいな 俺は俺に唾を吐きかけた。だがやっぱり俺を抱きしめていた 俺はあぶなく茶碗をわるところだったので、窓から茶をぶちまけた ヨーヨーをやってみた。誰も満足に出来ないのでみんなそれで満足した おやここにも腰ぬけ人生よしなよ坊やと手をふる親父もインテリか 紙も活字も見るさえいやな午後は鉛筆を十本ほど削るのがいいんだ 愛とか恋とか生活とかいってもしょせんは餌と子孫のための五十年です こんな夜も人工衛星は回っているのねうん彼も自然の一部になったからね ポチよついてくるか。俺ときてもなんにもないぞ、北風と星とあるのみだ 光年という時間と距離を越えてゆく人類の日まで滅びずにあれ 【栞】 pha『人間社会への墜落』 東直子『眺めていると透明になる』 町田康『心の真の形』 【著者紹介】 小関茂 (コセキ・シゲル) 1908年2月12日、北海道旭川生まれ。 1923年に上京し、職を転々とする。 1929年「詩歌」に入り前田夕暮に師事。1931年に東京電機学校卒業。 戦後は「人民短歌(新日本歌人)」や「地中海」の創刊に参加した。 歌集に『小関茂歌集Ⅱ』『小関茂歌集Ⅲ』、小説に『大雪山』、そのほか科学小説・論説など多数執筆。 1972年7月11日没。

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