月見草 第四号/都留文科大学短歌会
¥500
International shipping available
月見草 第四号/都留文科大学短歌会
2025年度都留文科大学短歌会作品集。会員九名による連作の他、企画「いちごつみ」、歌会の活動報告などを所収。
「まだまだ日の浅い、ちいさな会ですが、それぞれが全力で短歌に向き合っています」
都留文科大学で短歌をよむわたしたちが、みんなで、ひとりで、何を見ているか伝えたくてつくった一冊です。ちょっとでも届いたらうれしいです。
*
学生時代の私は、なんとなく寄る辺ない心地で鬱々と過ごしていた。そして、このメランコリーの処理方法がわからず、本当にただ延々と鬱々としていた。何もしなかった。だから、当時の自分に話しかけられるとしたら、「短歌とか詠んでみたら?」というだろう。
都留文科大学短歌会(つるたん)の九人の歌人は、それぞれの想いを三十一文字に乗せて言語化している。
ぎりぎりも、パチパチも、るんるんも、カンカンも。季節も、痛みも、祈りも、愛も、光も、棘も、ラッキーも。
なんだか、羨ましいです。
そして、
地元の大学生の作品をお取り扱いできること、私もとても嬉しいのです。
(*下の掲載短歌例は、九人それぞれの作品の中から、oitomaの独断で選ばせていただきました。)
(掲載短歌例)
カフェラテで眠気を覚ます夏の朝 熱いも暑いも英語はhot
あの人はセブンスターを買っていてココアシガレットって六本だったよ
ぎろちんにかけられる。ゼリーの層があるケーキを上手にたべれない
ハンガーの鎖骨あたりに手を入れてスーツを落とす何度も落とす
神さまはいないと思うので君を天使だなんて言えなくて困る
なんかあたまわるくってうふふ、愛って言えば、愛だったかも
夕焼けに神剣きらり 僕だけが呼ばれなかったクラス会がある
へんな造語でへんな会話をした土手でもっかいへんな走りかたしたいな
桜の樹の下にはたくさんの栄養 生きてくことはいつもラッキー
*
【作者団体プロフィール】
都留文科大学短歌会
2023年4月に発足した都留文科大学公認サークル。月1〜2回の歌会と、年に一度の作品集「月見草」発行を主な活動とする。現在9名で活動中。
公式X(旧Twitter):@tsurutanka
Mail:[email protected]

